Binary IR CABを買いました
Amazonを眺めてたところ、おすすめ製品に出てきたので年末だというのにポチってしまいました。
アンプシミュレータでもなく、キャビネットシミュレータです。
この間のAnker Soundsyncと組み合わすことで自分の持ってるコンパクトエフェクタとかアンプのプリ部分だけをうまく使って、いろいろ音を試せるなぁ、と思い。 (その前に練習しなよ、という話ですが…)
届いてからちょっとトラブルにあったので、書いてみます。
翌日届く
急いでもいないので、普通配達選んだのですが、翌日届きました。なんか年末なのに、すみません、、、という感じでいっぱいです。
同梱されていたものは本体とUSBケーブルと簡単なマニュアル。エディタなどは公式ホームページからダウンロードするよう促されています。
早速本体のファームウェアのバージョンを確認したところ、「1.1.1」となってましたので、公式HPからリンクを辿ってファームウェアを確認すると 1.2 が最新となっていました。(自分は「Binary IR Cab Firmware V1.2」をダウンロード)
エディタも下記からダウンロードします。(「Binary Editor V1.1.1 for Mac」をダウンロード)
ただ、ファイルサーバが中国のためか、速度が全然出なくてダウンロードにすごく時間がかかりました。(10kbpsくらい)
ファームウェアのアップデートをやってみる
Binary Editorを起動し、メニューから「Firmware Update」を選択し、ダウンロードしたファームウェアファイル(binファイル)を選択します。
そして、ここでトラブルが。
一瞬ファイル転送のプログレスバーが表示される画面が出た後、下記の画面になりました。
本体側をみるとツマミ部分のLEDは光っているものの、画面は真っ黒のまま。
本体側で処理してるのかなと思い、20分ほど放置してみましたが、真っ黒のまま。
おや、と思い、いったんケーブル類を抜いて再接続してみたのですが、真っ黒のまま。
…これはファームウェアのアップデートに失敗した!?とかなり焦りました。
改めてBinary Editorを起動してみると下記のようにでてきました。
画面中央にファームウェアアップデートのボタンが出てきたので、ここでファクトリリセットも兼ねてできるのかなと思って実行してみる…
ここでもファイル転送のプログレスバーが1秒ほど表示されて、本の画面に戻る、という流れを繰り返しました。
デバイスは外すと No Deviceになり、接続するとConnectedになるので、完全にダメになったわけではなさそう。だけど、何しても動かない状態になってしまいました。
検索してみる
これ、ソフトの名前がよろしくなくて「Binary Editor」で検索すると、普通のバイナリエディタがゴリゴリ出てきてしまって、なかなか思うような情報が出てきませんw
ツイッターでも探してみたところ、同じように動かなくなって修理に出された方もいたようで。
もうちょい粘って調べてみたところ、海外の方も同じ現象になって困っている方発見。しかも、リプライにここを確認してみると良いよ的な情報がありました!
Do I know hardware hackers or industry insiders, or literally anybody who might have a clue how to hardware - factory reset something like a @HotoneAudio Binary Cab IR?
— 🦀 λ Pfux (@Aarkon_Peng) 2020年3月8日
I really like the device, but sadly it got bricked while upgrading the firmware. 😭 pic.twitter.com/ERbl6MFZ3N
手順にそってリセットしてみる
対応方法には、左のフットスイッチボタン、「-」ボタン、「GLOBAL」ボタンを押しながら本体の電源を入れてファームウェアをアップデートするんだ、という内容がありました。
公式HPにもちゃんと記載がありました…
で、この通りにやってみたのですが、ファームウェアのアップデートがうまくできない状態は変わらずで…
ダメ元でWindowsで試す
ここまでMac上で操作していたのですが、Windows版のエディタも出てるので、こっちでも試してみようと思いました。
下記からWindows版をダウンロードしなおします。(「Binary Editor V1.1.1 for Windows」をダウンロード)
Mac版に比べてファイルサイズが70MBと10倍くらいになってたため、ダウンロードに2時間以上かかりました…😅
夜中にダウンロードして、次の日…
Windows環境を用意して試したところ、あっさりファームウェアアップデートできました!
実施手順はMacでやったことと同じです。
というわけで、Mac版でうまくいかない方、Windows環境が用意できるようであれば試してみると問題解決するかもしれません😅