上記に引き続きの記事です。
材料が届いた
注文時にraspberry pi が入荷未定状態であったので、注文後しばらくは妄想して遊んでいようかと思っていましたが、まさかの次の日配送。
というわけで、早速組み上げて行きました。
手順は概ね下記に従っていますが、一部自分の環境に合わない部分などはアレンジしています。
こちらの記事では、薄いヒートシンク(銅色)を綺麗に貼り付けていましたが、自分が購入したPoE Hatではパーツが干渉するため、以下のように少しずらして貼り付けました。まぁ、気休めかもしれませんが、貼らないよりは貼った方が、、、くらいのお気持ちです。
その他は普通に組み立てて完了。
OSの準備
こちらからOSをmicro SDにコピーするツールをダウンロード、インストールします。
インストール後、Raspberry Pi Imagerを起動し、OSを選択します。自分は「Other general purpose OS」→「Ubuntu」→64ビット版の「Ubuntu Server 20.04.3 LTS (RPi 3/4/400)」を選択しました。
この作業を3枚分のmicro SDに実施します。
OSの起動
micro SDに書き込みが完了したら、Raspberry Pi 4に挿します。続いてraspberry PiにHDMIケーブルとLANケーブルを挿します。
ここで自分がハマったのですが、HDMIは電源をつける前にちゃんと挿しておく必要があります。Raspberry Piを先に起動して後からHDMIを挿したのですが、HDMIには信号がきていない状態となって画面には何も表示されず、ちょっと焦りました。
Raspberry Pi素人なので調べてみたところ、HDMIの接続がないとコンポジット出力に切り替わってしまう仕様のようで、起動後にHDMIを接続しても映らないとのこと。
ネットワーク設定するときは一台ずつHDMIをちゃんとつなぎ変えて設定を実施していきます。
ネットワークの設定
今回、こちらの構築方法を試そうと考えており、Kubernetes のクラスタ間通信を完全に分離させてみたいので、無線LANを家庭内のルータ、有線LANをNode用に割り振ってみました。 つまり、ssh接続するときは無線LAN経由で乗り込むことになるので、おうちkubernetesの装置はどこにも置けるようになります。(もちろん無線が届く範囲)
例に倣って以下のようにしました。
Node 外部通信用サブネット
- 無線LAN(wlan0)
- Node1: 192.168.11.120
- Node2: 192.168.11.121
- Node3: 192.168.11.122
- 無線LAN(wlan0)
Node 用サブネット
- Ethernet(eth0)
- Node1: 10.0.0.11
- Node2: 10.0.0.12
- Node3: 10.0.0.13
- Ethernet(eth0)
ホスト名
ホスト名は以下にしています。
- Node1: sapphire
- Node2: opal
- Node3: peridot
ホスト名変更は以下のコマンドを実施しました。
sudo hostnamectl set-hostname sapphire
準備完了
…かな。いろいろとつまづいておりますが、ぼちぼちと進めて行こうかと思います。