AWX
最近Ansibleを触り始めて、一人ではなんとか使えるようになってきました。
仕事仲間にもなんとかお手軽に試してもらいたいなぁ、と思ってたところにAWXなるもの記事を見つけて最新版をインストール…と思ったのですが、エラー多発で、最新版を諦め、17.1.0をインストールできたのでそのメモを。
環境
環境は CentOS7 のminimal版で試してます。
手順
流れは下記のサイトの情報を参考にしています。一部エラーになった箇所をアレンジしています。
SELinux 無効化
まず、SELinux を無効化します。
vi /etc/sysconfig/selinux
変更前
SELINUX= enforcing
SELINUX=disabled
変更後、再起動します。
必要なパッケージのインストール
必要なパッケージは下記から確認ができます。
標準のもの以外もインストールするのでepelをインストールします。
yum -y install epel-release
パッケージをインストールします。
yum -y install git gcc gcc-c++ ansible nodejs gettext device-mapper-persistent-data lvm2 bzip2 python3-pip python-docker wget
システムアップデートしておきます。
yum -y update
docker インストール
docker リポジトリを追加します。
wget https://download.docker.com/linux/centos/docker-ce.repo --directory-prefix /etc/yum.repos.d/
docker をインストールします。
yum -y install docker-ce
docker を起動します。
systemctl start docker
システム起動時にもdocker起動するようにします。
systemctl enable docker
pipをアップデートします。
pip3 install --upgrade pip
docker-compose をインストールします。
pip3 install setuptools_rust pip3 install wheel pip3 install docker-compose
AWX のインストール
AWXを展開する先へカレントを移動し、AWX 17.1.0を取得します。
git clone -b 17.1.0 https://github.com/ansible/awx.git
AWXの設定ファイルで利用するキーを作成します。
openssl rand -base64 30
AWX のインストーラファイルを編集します。
vi awx/installer/inventory
編集箇所は以下のとおりですが、この設定値通りにする必要はなく、環境に合わせて読み替えて設定します。
admin_password=password secret_key=<opensslで取得したキー> pg_database=postgres pg_password=password awx_alternate_dns_servers="8.8.8.8,8.8.4.4" postgres_data_dir="/var/lib/awx/pgdocker" docker_compose_dir="/var/lib/awx/awxcompose" project_data_dir="/var/lib/awx/projects"
インストールを実行します。
ansible-playbook -i awx/installer/inventory awx/installer/install.yml -v
自分の環境では以下の通りになりました。(ignoredが一つ出てますが、無視してます…)
ブラウザで確認
無事構築が完了し、ブラウザで接続します。
ログイン画面が表示され、設定ファイルで設定した管理者アカウントでログインができることを確認します。
その後
正直なところ、ログインはできたもののまだ使い方がサッパリなので、これから勉強していきたいと思います😅