社内ネットワークなどで
Proxy経由でインターネットに繋ぐ運用しているなかでさらに認証が必要な場合でいろいろ不都合が起きていたので、その時の対応です。
yum
パッケージ管理のみで認証Proxyを設定する場合は/etc/yum.conf
に以下を記載します。
proxy=http://proxy_server:port/ proxy_username=userID proxy_password=password
ログインユーザごとに設定(bash想定)
~/.bashrc に以下を追記します。
export http_proxy=http://userID:password@proxy_server:port/ export HTTP_PROXY=http://userID:password@proxy_server:port/
追記して保存後、ログインしなおすか以下のコマンドで設定を有効にします。
source ~/.bashrc
profile.d
こちらはログインユーザ全員に適用されてしまいますが、/etc/profile.d/proxy.sh
ファイルを作成し、Proxy設定を行います。
内容はログインユーザごとの設定と同じく以下のようにします。
export http_proxy=http://userID:password@proxy_server:port/ export HTTP_PROXY=http://userID:password@proxy_server:port/
注意点
http_proxy
の環境変数に設定するユーザIDやパスワードに記号がある場合、URLエスケープする必要があります。
認証ProxyのユーザIDがメールアドレスである場合、abcdef@sample.com
→ abcdef%40sample.com
のように記述することになります。
パスワードも記号などが利用されている場合は同じようにエスケープすればOKです。